広域施設管理
各設備情報を、GIS技術で管理することで、
配置状況を視覚的に素早く把握できる、
画期的な施設管理システムです。
概要
FITEC は、これまで培ってきた「設備管理技術」「光通信技術」「ICT 技術」を結集し、画期的な施設管理システムを提供します。たとえば、光ファイバーケーブルなどの設備情報を、視覚的に理解しやすいGIS技術で管理し、ルート図、ケーブル系統図、ビル内図はもちろん、心線の接続情報や回線ルート情報なども一元管理できます。Web/GIS/DBMS の業界標準に準拠し、柔軟な機能拡張を実現するとともに、SOA の採用により、他のシステムとの連係も容易でスムーズです。さらに、日本全国におよぶ膨大な設備情報がある場合でも、独自の検索ロジックとArcGIS の採用により、高速での検索や入出力処理を実現しています。
ルート支援
FITECの強み
- 大量データでも高速レスポンスで安定稼働
日本全国をカバーするサービスエリアの設備情報をデータベース内に一元管理。独自の検索ロジックの採用とArcGIS の採用により、大量データにおいても高速なレスポンスを実現します。 - ワークフロー連係による業務の平準化
doSmart FMP の施設管理情報と業務ワークフローを連係することで、施設のライフサイクルに従った管理ができ、管理業務の平準化を実現できます。 - GISの業界標準に準拠し、既存システムとも連係
GIS エンジンに ArcGIS を採用。Web/GIS/DBMS の業界標準に準拠し、柔軟な機能拡張を実現します。また、SOA の採用により、他のシステムとの連係も容易でスムーズです。 - WEBブラウザ、モバイル端末から自在に活用
モバイル機器を活用することで、あらゆる場所からセキュリティを保ちつつ、広域施設管理システムにアクセス。
現地でのリアルタイムな情報確認や、作業結果のシステム即時反映が可能です。 - 戦略的なデータ活用
施設管理情報とその他の各種データを組み合わせることで、設備投資などへの戦略的なデータ活用が可能です。
活用例
- 故障発生箇所の特定、影響範囲の早期把握
土木設備や線路設備で故障などが発生した場合、ルート図上で対象設備を即座に検索・特定するとともに、影響する心線の端点や通過経路をワンクリックで検索することができます。これにより、サービスを提供するお客様への情報提供や、迅速な復旧作業が対応できます。 - 線路設備の効率的な情報管理
設置された設備の位置や情報が地図上で把握でき、さらに工事図書情報も設備に紐付けて管理することができます。
これにより、例えば配線工事においては、設備を追加する必要性を瞬時に把握するといった、スピーディな意思決定が可能です。 - 設備・機器の巡視点検、保守業務の効率化
巡視点検作業に必要な機器情報の収集を、効率的に行う事ができます。
また、モバイル機器などを使用して、点検結果を、現場からリアルタイムに更新することで、結果情報の更新漏れや二度手間となっていたシステムへの登録もなくなり、より効率的な作業が可能となります。 - 通信設備資産の効率的な管理
通信設備の資産譲渡・借用などの情報も、GISを利用することにより効率的な管理が可能です。台帳管理では表現しにくい、例えば借用設備の使用率などから有効利用されているかどうかをエリアごとに視覚的に認識することが可能になります。
さらに各種主題図(人口分布データ等)を組み合わせることで様々な情報分析に活用できます。