ものづくりの現場で働く
魅力とは?

千葉、三重、日光、平塚の拠点で働く社員が集まって、
ものづくりの現場で働く魅力を語り合いました。

Talk Member

  • N.S.

    日光拠点/入社2年目/理工学部 化学・生命系学科
    日光の生産管理システムの運用保守に携わる。日々、お客様の業務を学ぶ毎日を過ごす。

  • K.Y.

    平塚拠点/キャリア入社3年目/芸術学部 放送学科
    11年間小売・流通系のシステム開発を経験後、2021年にFITECに入社。工場のシステム開発は初経験。

  • K.T.

    平塚拠点/入社3年目/経済学部 経済学科
    福井拠点で生産管理システムの運用保守を経験したのち、2023年から平塚拠点に異動。

  • K.I.

    三重拠点/入社4年目/工学部 生命情報学科
    1年目からシステム再構築プロジェクトに参加。2023年9月にお客様の設備革新部に異動。

  • R.T.

    千葉拠点/入社8年目/社会科学部 社会科学科
    千葉の生産管理システムの運用保守を経て、2024年1月にイノベーション推進課へ異動。

※ プロフィールは取材当時のものです。

01

入社理由と各拠点への配属について

国内各地の工場で、お客様を支える

N.S.
私は就職活動を進める中で、ものづくりをサポートする仕事に興味を持ち、「FITECなら希望通りの仕事ができる」と考えて入社を決めました。入社2年目の現在は、日光拠点の生産管理のシステム運用を担当しています。
R.T.
私は入社8年目で、現在は千葉拠点で生産管理システムの運用保守を担当しています。FITECに入った理由としては、就職活動中に座談会や先輩とのランチ会などの交流の場を多く設けていただいて、会社の雰囲気や先輩社員の人柄を深く知れたことが大きかったですね。
K.I.
私は入社4年目で、本社勤務を経た3年目から三重拠点で工場の運用保守に携わっています。FITECを選んだ理由として、もともとITやパソコンに興味があり、大学でもIT関連の勉強をしてIT・SE関係の就職先を探していた中で、FITECの先輩社員たちの“人の良さ”に惹かれました。特に印象深いのは、当時の自分が就活で悩んでいたことに対して、とても親身に相談に乗っていただいたことで、そうした就活生への向き合い方も決め手の一つになりました。
K.T.
私は入社後すぐに福井拠点(現在は株式会社UACJに移管)に配属され、3年目の2023年4月から平塚拠点で生産管理システムの運用保守を行っています。就職活動では、大学の就活セミナーで人事の方から「ぜひインターンや企業見学に来てください!」と誘っていただいたのがきっかけでFITECに興味を持ちました。そして、先輩社員との座談会での雰囲気の良さや、文系出身でもITスキルを一から学べる環境に魅力を感じて、入社を決めました。
K.Y.
私は前職のシステム会社でプログラマーとして約10年勤務した後、キャリア採用でFITECに入社し、現在はK.T.さんと同じ平塚拠点でシステム保守を担当しています。転職先としてFITECを選んだのは、「自宅が平塚で、都内への通勤が大変だったから」という理由で、今は自転車で通勤できるのでとても快適です(笑)。
K.I.
(笑)。K.Y.さんは、希望通りの平塚に配属されているので、配属前後で業務のイメージにギャップは感じなかったですか?
K.Y.
配属先はイメージ通りでしたね。ただ、業務については、思っていたよりもプログラムを作る機会がなく、SEとして全体の設計を行う色合いが濃いと感じました。
N.S.
私の場合、入社前は日光に配属されるとは思っていなかったので、正直なところ、配属が決まった時は少し戸惑いました。でも、実際に働いてみると、先輩方は皆さん優しくて、周りの環境もすごく良くて、戸惑う必要はなかったなと思いました(笑)。今は、自然の中でスノボやキャンプもしていて、プライベートも充実しています。
R.T.
それは良いですね。私はもともとSEの仕事に対して、ユーザーから責められたり、怒られたりするイメージを持っていました。でも、実際に配属された先のユーザーの方はとても良い人で、業務を教えてくれたり、お菓子をくれたり、フランクに接してくださったので、ストレスを感じることはなかったですね。そこは「思っていたよりもやりやすかった」という良い意味でのギャップがありました。
K.Y.
ユーザーの方に恵まれたんですね。K.I.さんは本社と三重拠点を経験していますが、本社と三重拠点の違いは何かありますか?
K.I.
すぐに思いつくのは、1日のスケジュールの組み方の違いですね。本社では、打ち合わせをして1日のスケジュールを決めたら、ほとんどその通りに進みますが、三重拠点ではお客様に急遽呼ばれることがあります。そのため、三重拠点に配属されてからは、お客様から呼ばれる時間を想定したスケジュールを立てるようになりました。

02

各拠点で働く楽しさ、やりがいについて

お客様との物理的・心理的な距離感が近い

K.Y.
拠点働く魅力の一つとして、何でもお客様と一緒にできるところがあると思います。時には厳しい指摘を直接受けることもありますが、お客様と同じ空間で一緒に知恵を絞って、課題を解決していくのは楽しいですよね。
K.T.
そうですね。私の場合、お客様から「ここの機器が上手く動かないから、少し見に来てもらえますか?」と言われて見に行って、そこで顔を覚えてもらって、「今度はK.T.さんに直接電話しますね!」という感じで、どんどん仲良くなっていったこともありましたね。そういう意味でも、気軽に呼んでもらって、すぐに行って、その場で解決できるという距離感は良いなと思っています。
K.I.
K.Y.さんの前職では、お客様と直接やり取りすることはあまりなかった感じですか?
K.Y.
プログラマーとしての立場だったので、お客様の顔も知らないくらいで、黙々とプログラムを作り続けていましたね(笑)。K.I.さんが感じている三重拠点の魅力は、どういうところですか?
K.I.
やっぱりお客様と深く連携して業務を進めていくところだと思います。お客様はFITECを一ベンダーというよりも、システムに詳しい仲間、同僚という認識のような感覚があるんですよね。私が「こういうやり方どうですか?」と提案すると、お客様から「こうした方が良いんじゃないですか?」と別のアイデアが出てくるようなことが日常的にあって、こういったリアルタイムでの協働は本社にはない魅力だと思っています。
N.S.
私も皆さんと同じで、お客様からすぐにフィードバックがもらえるところが魅力だと思っています。きちんと関係を築いている相手であれば、アポなしで訪ねてもその場ですぐに意見がもらえますし、たとえミスをした場合でも素直にそのことを伝えて、すぐにリカバリーすればトラブルになることはないですね。日光には、お客様の業務全体を理解していて業務提案をするレベルの先輩が2~3人いるので、そういった先輩方が築き上げてきた信頼関係がお客様とのコミュニケーションに活きているのだと思います。
R.T.
千葉では今、長年使われてきたシステムを新しいツールで置き換えるプロジェクトが進んでいます。できることが限られていた従来のシステムから、新しい機能を付加してユーザーフレンドリーなシステムに生まれ変わらせるところに携わっていて、責任感を持ちつつ、日々やりがいを感じながら取り組んでいます。これは今、千葉拠点で働いているからこそ得られる楽しさ、やりがいだと思います。
K.Y.
皆さんは、これまでの業務で特に印象深かったことはありますか?
K.T.
初めて一つのシステムを任せられた時のことは忘れられないですね。それは生産管理システムのサブシステムだったのですが、詳しい先輩がとても多忙だったので、自分で資料を見たり、お客様に確認しながら作業を進めていきました。でも、まだシステムに関する基礎知識も足りていなかったので、すごく苦労しました。最終的に作業を終えられた時は大きな達成感があり、お客様から「よくやってくれたね!ありがとう!」と感謝されたこともすごくうれしかったです。
R.T.
私は、FITECで作ったシステムがお客様の特定のPCでだけ動かなかった時ですね。原因究明のために、ユーザーがその端末を使用しない土曜日に預かり、その日のうちに解決しないと非常にまずいという緊張感の中で、一つひとつ切り分けをしていき、原因を突き止められた時は本当にホッとしましたし、お客様からも感謝されました。その後に食べたラーメンはすごくおいしくて、勝利の味でしたね(笑)。
N.S.
(笑)。私は配属されて2~3ヵ月の頃に小規模なシステム改修があって、そこで初めて生のプログラムに触りました。あらかじめ要件定義などはされていたので、プログラムをしただけなのですが、実際にシステムが動いて、お客様が実際にそれを使っているのを見た時は胸が熱くなりました。その後、何回かお客様のところを訪ねて、「どうですか?使いやすいですか?」と聞いたりもしていましたね(笑)。

03

今後、チャレンジしてみたい仕事について

それぞれの拠点で、さらなる成長を目指す

N.S.
日光拠点には、お客様よりもお客様の業務に精通している“超人”のような先輩がいます。その域まで達するのは難しいかもしれませんが、業務理解をさらに高めた上で、システムによってお客様の業務のかたちを構築していけるようになれたらと思っています。
R.T.
千葉のお客様の工場では、一部の業務がホワイトボードで管理されていたり、システム化されていても今の時代に合っていない実態があります。そこに最新技術を含めたデジタルによる技術サポートを行うことで、ものづくりのクオリティアップ、バージョンアップに貢献できればと思っています。
K.I.
将来的には、今、担当しているお客様のシステムの再構築に携わりたいですね。また、現在は一部の業務で「○○さんしか分からない」という知識の属人化が激しい状況にあるので、今後は誰でも使えるものでありながら、お客様の業務はしっかりと動かしていけるようなシステム改善にも取り組んでみたいと考えています。
K.Y.
今後、一度は携わってみたいと考えているのは、生産管理システムの再構築のような大規模プロジェクトですね。それ以外は、平穏に取り組んでいければと思っています(笑)。
K.T.
(笑)。私は現在の部署に配属されて1年弱で、まだお客様の業務をしっかり理解できていない部分があるので、まずはその知識や理解を深めていきたいです。それから、今の部署は「拠点間の垣根を取り払おう!」という動きが活発で、例えば、千葉でプロジェクトがあったら、そこにテスト要員として参加して、千葉拠点で扱っているシステムを理解していくような取り組みが進んでいます。こうした取り組みに参加するだけでなく、私自身もさまざまな拠点や部署から積極的に知識を吸収していくことで、担当できる業務の幅や将来の可能性を広げていきたいと思っています。